1980年代の名作漫画(アニメ)『めぞん一刻』(高橋留美子氏原作)のまとめサイトです。

深読み!『めぞん一刻』

第10話「金網は越えられない!!」、第11話「三鷹、五代!!」

ブルーレイ:2枚目
原作:TVシリーズ第09話「謎のコーチは恋のライバルです!」

三鷹の登場!

近所の主婦に強引につれられて、響子はテニススクールに通うことになります。元々テニスをしていた響子は、実はテニススクールを楽しみにしていました。

そこで女殺しのテニスコーチ三鷹が登場します。

笑うと歯が光るという、見た目もイケメンで、いかにも軽そうな感じのビジュアル。ただライバルのじゃなく「うわっ、負けるにしたって、こいつだけは勘弁だ!」と感じるような嫌味なキャラとして登場します。

登場の頃の三鷹って、いつみてもムカムカしますね...

それにしても、よくこんなキャラ描けるなぁ。高橋留美子先生は本当に男の感覚が読めるんでしょうかね。

楽しそうにレッスンを受ける響子

三鷹は手取り足取り、腰にまで手を回してレッスンします。響子も嫌がる様子も全くなく、逆に楽しそうにレッスンを受けています。五代だったら、きっと即ビンタなのにね、笑。

それを見ている五代ですが、金網ごしなのでどうしようもありません。

五代の響子への告白

三鷹が出てきたことで、五代の焦りは一気に最高潮。

ですが、一刻館の人々からは前回の「響子さん、すきじゃー」の件でからかわれます。

響子「あれは冗談だったんですよ」
五代「冗談じゃありません。好きです。」

初めてシラフで言った!のですが、三鷹を見て言ったのでした。それを聞いてまたもやからかい始める住人達。

にしても、酔っぱらって告白された時でもあれだけ悩んでくれた訳だから、三鷹が出てくる前にはっきり言っておけば良かったのに惜しかったですね。

もっとも響子は怒って無視してたんだから、そんな機会はなかったですが。それにしてもライバルが登場しないとはっきり告白もできないのか...

響子は怒ってしまって「私、帰ります!」っと言って席を立ちますが、つまずいて三鷹の席に倒れ込み、胸を触られてしまいます。

三鷹のアプローチ

逃げてしまった響子を三鷹は追いかけて行って謝ります。

響子は未亡人であることを告げますが、三鷹は追い込むことはしないで、響子の気持ちが変わるのを待つとほのめかして立ち去っていきます。

現世の三角関係の成立

五代が響子を好きになった段階で、響子/惣一郎/五代との見えない三角関係があったわけですが、そこに三鷹が入ることで、目に見える三角関係も成立しました。

三角関係は恋愛関係の小説とかラブコメの基本ですけど、「めぞん一刻」では三角関係が沢山出て来て、かなり複雑な様相を呈してきます

「めぞん一刻」は、浅く読めば響子/三鷹/五代の三角関係。深く読めば、物を言わない惣一郎が関わってきます。そして、こずえちゃんが登場すると五代/響子/こずえの三角関係も出来ていて、いろんな物語が展開されていきます。

どの三角関係にも響子と五代が入っていますが、響子がはっきりしないので、どんどん複雑な様相を呈していきます。罪な女ですね。

「めぞん一刻」は普通のラブコメとは違いますね。

名セリフ

三鷹は名ゼリフが本当に多いのですが、最初から余裕をかましつつ名ゼリフ。

「好きだと言われるのは、そんなに困ることでしょうか」

本当ですよー。「好きだ」いったら避けられるようになって答えももらえず終わりってことはあったし。返事がNOでも避けられるよりはマシですよね。

三鷹は相手を追い詰めることなく気持ちを伝えるということを、とてもスマートにこなしています。やっぱりマナーって大事ですね。

でも、このセリフだと五代のフォローにもなってますからね。既に「いい人」っぷりを呈しています。この言葉が無ければ、次回の五代と響子の仲直りはもう少し先だったかも知れませんしね。

響子は三鷹に自分の気持ちをちゃんと説明したのだから、軽くでも惣一郎の話を聞いてあげれば、周囲の無理解に苦しんでいる響子に深く喰いこめるチャンスはあったと思うのに、そこには入って行きません。

五代も、まだこの頃は惣一郎を単にライバルとしてしか見ていないし、「死んだ人のことなど忘れて...」と響子の気持ちを理解しようとはしていません。

「めぞん一刻」アニメ版
VOD:ビデオオンデマンド Amazonプライム(一話110円)

■更新日:2019/08/18

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