1980年代の名作漫画(アニメ)『めぞん一刻』(高橋留美子氏原作)のまとめサイトです。

深読み!『めぞん一刻』

第90話「パジャマでお邪魔」第91話「パジャマとネグリジェ」

教育実習もあと数日。八神がまた一刻館にやってきます。五代の部屋に泊まり込もうとして来たのです。五代の部屋でパジャマに着替えてしまい、夕食をみんなに振る舞って、そのまま泊まろうとする八神。でも一緒のふとんに寝るまでの覚悟はありません。そして管理人室で響子と八神は同じふとんに寝ることになります。響子の五代に対する気持ちを執拗に聞き出そうとする八神ですが...。最後は響子が竹ボーキを折ってしまう名シーンがあるエピソードです。

ブルーレイ:8枚目
TVシリーズ第55話 「突撃パジャマ娘!一刻館はラブパニック」
主な出演者:音無響子,五代裕作,八神いぶき,担任の先生,一の瀬夫人,四谷さん,六本木朱美,他

ストーリー(あらすじ)

八神、響子が講師と結婚したことを知る

教育実習もあと数日。

八神と担任の先生が歩きながら話をしていると、響子が当時講師をしていた音無惣一郎と結婚したことを知ります。

八神「じゃあ、あたしと五代先生のこと、とがめだてできる立場じゃないわよねー」
八神「よーし、話つけてやろ」

八神は強引に女子高生4人で一刻館へ行く約束を、五代と取り付けます。

八神、ふたたび一刻館へ

八神ら女子高生4人は、また一刻館へやってきました。五代はそっと出迎えますが、すぐに響子にばれてしまいます。

しかし部屋に入るとタキシードを着た四谷さんが...四谷さんは昨夜の夢で女子高生が来るというご神託を得ていたみたいです、笑。八神以外の女子高生たちは四谷さんと遊んでいます。

関係ないですけど、アニメ版では赤い服の娘が結構かわいいような。(個人的にはこっちのほうがタイプなんですけど、、どうでもいい話ですね。)

そして夕方、みんな帰っていきますが、八神だけ残っていました。八神はこの日一刻館へ泊まろうとしているのです。

五代の部屋に泊まろうとする八神

八神はまた五代の部屋にあがりこみます。今日こそビシッと言ってやろうとする五代ですが、先日の体育用具室で「胸をさわった」とウソ泣きして五代を動揺させます。

そのスキに八神は服を脱ぎ始めパジャマに着替えてしまいます。服を脱ぎ始めたと聞いて、思わず五代の部屋に入ってくる響子。

八神「こんな姿になってしまいました。もう帰れません。」

高校生の八神に完全に読まれてますね。もう完全に八神のペースです。それから八神は自ら持ち込んだ食材で自分で野菜炒めを作って、五代や響子と一刻館の住人たちに振舞います。

四谷「八神さんの野菜炒めなかなか苦くておいしゅうございます。キクラゲなんかはいって、あ、これこげたキャベツですか」

料理の腕前は、今ひとつみたいですね。まあ高校生ですからね。

でも一刻館の人々も負けてはいません。食事が終わると、一の瀬さんや朱美さんが布団を敷き始めます。

四谷「さ、お床入りを。我々に遠慮なさらずに。」
朱美「話はしたし、ごはんは食べたし、あとは寝るだけでしょ」

怯(ひる)む八神。五代の部屋に泊まっていくというのに、そういう覚悟はしていなかったんですね。五代をみて何もしないと思ったのでしょうか... 五代は響子にいままで色々しようとして拒絶されていますが、女子高生から見ると真面目に見えるんでしょうかね、笑

でも、響子が「帰るならいまですよ」っとさとすと、八神はムキになって布団に入ってしまうのでした、笑。 もう五代がどうこうじゃなくて、響子とのライバル対決のほうが中心みたいですね。

五代は、他の部屋の住人に泊めてもらおうとしますが、みんな返事はノーです。すると響子が、

響子「しょーがないですね。私の部屋へいらっしゃい」
五代「えっ」
響子「しょーがないじゃないですか」

八神は「なんて女なの、この後家は。いやらしいわ。平気で男を部屋にひっぱりこむなんて」と思いますが、

五代「いいんですか、ぼくなんか……」
響子「何いってんです、さ、八神さん起きて。私の部屋へいらっしゃい」

結局、八神は響子と一緒に管理人室に泊まることになります。

響子の気持ちを聞き出そうとする八神

八神は響子と五代について話をつけようとします。その前に、

八神「ねー、先輩。高校生の頃からそんなにでっかい胸してたんですか。」
響子(心の声)「なによこの子は人を牛みたいに」(笑)
響子「いーえ、あなたくらいでしたよ」
八神「わー、それじゃ可憐さで押し切っちゃったんだー」

響子は話をさえぎって、八神が本気で五代のことを好きなのか聞きますが、素直に「はい」と答える八神。

八神「いけないんですか、五代先生のこと好きになっちゃ」
八神「正しい教師と生徒の交際のありかたを、成功者の先輩に直伝していただこうと...」
響子「もう寝ましょ。明日はあなたも学校でしょ。」

こうしてライバル同士が同じ布団に寝ることになりました。何かそんな感じに見えませんけど。というか、八神は五代が好きだとストレートに答えている割には、あんまり好きそうに見えないんですよね。描写が浅いのかも知れませんけど。

まだそこまで五代が好きでもないのにストレートに好きだと言っていまう八神と、本当に五代が好きなんだけど素直には絶対いえない響子の対決ですね。

ふとんに入ってからも八神は響子にしつこく話しかけます。

八神「寝たフリなんかして」
八神「ほんとうは五代先生のこと好きなんだ」

その言葉に反応して少しムキになる響子ですが、

響子「五代さんてあれで結構スケベなんですからね。あのまま泊まってたら、あなたの貞操が...、いい?もっと自分を大切にしなくちゃ」

その時、心配した五代がちょうど管理人室の前にきたのですが、その話を聞いて「アホらし」と戻って寝てしまいます。

八神「一般論はやめましょー、先輩」
響子「あのね、八神さん本当のことをいいます。」
響子「五代さんはね、私のことが好きなんです。」
八神「それで?先輩はどうなんです?」
響子「わ、私は、、別に...」
八神「そうですか、よかった、五代先生の片思いなんですねっ、よかった」

八神は響子の気持ちを聞いて、安心して寝てしまいます。

翌朝...、竹ボーキ折り

五代と八神は一刻館から学校に出発します。

五代&八神「行ってきまーす」
響子「いってらっしゃーい。」

仲良く学校へ行く2人を見送る響子ですが、

嫉妬にかられて、思いっきり竹箒を折ってしまいます(名シーン)。音無響子の大事なアイテムなのに、笑

TV版アニメではそのシーンは何故か無く、惣一郎(犬)を撫でる時に力が入りすぎて毛を抜いてしまう、という風に変えられています。それって動物虐待なので余計問題では?箒だとまずかったんですかね。

八神は頭はいいけれど

八神は見た目だけじゃなく、頭もいいキャラです。五代が響子を好きだということには、もう気づいています。でも、響子が五代を好きだということは気づきませんでした。頭はいいけれど、感情とか空気を読むのは苦手なのかも知れませんね。強引に一刻館に乗り込んでくる時点で空気が読めないタイプな気もします。

八神は自分自身の感情にもまだ疎そうですしね。本当に五代のことが好きなんでしょうか。ストレートで嫉妬とかするキャラではないし、悩みがあるようなキャラでもないですし。まあ、そういうタイプでも少し深く知ると意外にコンプレックスでいっぱいな人もいますが、この点、八神は響子と正反対で本当に悩みがなさそうですね。

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炸裂、響子の竹ボーキ折り!

内心嫉妬にもえて、音無響子の代表的なアイテムである竹箒を折ってしまうという...単に力がいるだけじゃなく、竹箒は神事のアイテムなんですからね。何かのサインでしょうか?響子は嫉妬には燃えましたけど、昨晩寝ている時に五代のことが好きだ、とほのめかす位できたら、また違う展開になっていたかも知れないわけです。

自分自身の素直な気持ちが言えない性格に、そろそろフラストレーションを感じ始めたのかも知れませんね。そのフラストレーションは、今後どんどん膨らんでいって、終盤に限界を迎えてしまいます。

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■更新日:2019/10/19

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