1980年代の名作漫画(アニメ)『めぞん一刻』(高橋留美子氏原作)のまとめサイトです。

深読み!『めぞん一刻』

第36話「ショッキング・ジョッキ」

ブルーレイ:8枚目
TVシリーズ第47話「響子ハチャメチャ!酔いどれてプッツン」
主な登場人物:音無響子,五代裕作,坂本,六本木朱美,四谷さん,一の瀬夫人,他

スーパーにて

響子がスーパーで買い物をしていると、友人の坂本にバッタリ出会います。いつの間にか響子は坂本の名前を覚えたようです。坂本はバイトの都合で一週間五代の部屋に泊まる予定で、五代と一緒に買い出しに来ていたのでした。

原作はビヤガーデンでバイト、TV版アニメでは放送の季節の関係で居酒屋でのバイトに変更されています。

坂本の持っていたカゴを見ると、カップラーメンばかり。

響子「一週間それですか...」
坂本「たまーに、外食をとりまぜる予定でおりますが。」

一刻館に帰ると

五代と坂本が一刻館に帰ると、響子が出てきて、

響子「カレー、お好きですか?良かったらご一緒しませんか?」
坂本「うわー、本当ですかー」
響子「五代さんもいらしてくださいね。」

ということで、カレーをごちそうしてもらうことになりますが、五代は坂本のついでに誘われたみたいであまりいい気がしません。

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音無響子、お手製のカレー

響子、五代、坂本の3人でカレーを食べますが、響子にこんなに優しくしてもらうのは何ヶ月ぶり?という状況(原作)。

一方の坂本は、口が達者でお世辞を言ったり、「管理人さんみたいな嫁さんもらえたら死んでもいいなー」などと軽く言ったりして、響子もまんざらでもない感じに...

坂本は響子をバイト先の居酒屋に誘います。五代は「僕がおごります。今日のお礼に」と何とか口を挟んだものの、坂本と二人で「私がおごります」合戦になります。

坂本のほうは響子に本気でアプローチしている訳ではないのですが、五代の方は本気で独占欲丸出し。一刻館の同じ屋根の下に住んでいながら、今日来たばかりの坂本に取られちゃたまりませんよね。

五代と坂本のバイト先の居酒屋にて

居酒屋で忙しくバイトする坂本と五代ですが、そこに響子がやってきます。しかし一刻館の面々もやってきました。

四谷さん、朱美さん、一の瀬さんらは、五代にたかろうという気まんまんで沢山注文しまくります。

響子(心の中)「帰るわけにはいかないわ。私が歯止めにならなくちゃ」

といいつつ、一刻館の人たちに勧められてビールを沢山飲んでしまいます。

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居酒屋のお手洗い付近にて

四谷さんらが本気でたかろうとしているのを見て、響子は五代をお手洗いのほうに連れていきます。

響子「はっきりしないから、舐められちゃうんですよ!(怒)」
五代「はあ」
響子「今夜は私のおごりにします。」
五代「え」
響子「ここはお姉さんにまかせなさい」
五代「管理人さん、もしや泥酔なさっているのでは...」

響子は気分が悪くなってトイレに駆け込むのでした...

一刻館への帰り道

結局、響子はそのまま沈没してしまい、五代がお会計を払って帰ってくることに。酔いつぶれた響子を五代が背負って帰ります。坂本が「代わろうか」といいますが断ります。

なるほど、原作のビアガーデンの設定のほうがいいですね。響子の艶っぽさが際立ちます

五代「おれの管理人さんなんだから」

「おれの管理人」って、別に深い意味はないかも知れませんが、面白いセリフですね。

途中目覚めた響子、

響子「五代さん、おかんじょうは?」
五代「いーんですよ、僕が支払っちゃいましたから」
響子「こらー!おねえさんにまかせろって、言ったでしょ!」(と五代の首を締める、笑)

結局、今回はお姉さんにはなりきれず、五代に背負ってもらって帰るのでした。(名シーン)

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お姉さんと弟の関係の終わり

響子が必死に五代を守ろうとするエピソードですね。

五代は、こんなに優しくしてもらうのは何ヶ月ぶり、と言っていますが、原作ではこの前のエピソードが「ふりむいた惣一郎」で、かなり距離が近くなった時期なんです。響子は惣一郎を見つけた五代に感謝しているはずだし、ラストのシーンでは「もしかすると特別な男性なんじゃないか?」という印象をもったかも。それなのに随分邪険にされてたんですね。

今回も響子は実のところは(坂本を通して)五代に気を使っている訳ですが、シラフの時にはあまり伝わってないみたいです。坂本のほうが器用なせいか響子と坂本が仲良く見えてしまって、五代は逆に嫉妬してしまいます。

でも居酒屋でアルコールが入って人が変わると、ストレートに五代を守ろうとし始めます。お姉さんという感覚みたいですけど。

第4話に似ています。でも今回はお姉さんであるはずの響子が酔いつぶれてしまって、お勘定も払えず、五代に背負われて面目丸つぶれという感じです。帰り道に五代に背負われた響子の子供っぽさといい、もう「お姉さん」とか「ダメな弟」という関係からは卒業ですね。

今回の響子は五代を必死に守ろうとして沈没してしまうという、なんて可愛い女性なんだろう、と感激してしまう位の魅力がありますね。音無響子の抗い(あらがい)がたい魅力って、まさにこのことです。

TV版アニメは声優島本須美が名演技

TV版アニメは、ビアガーデンと居酒屋の違いだけで、あとは原作に忠実です。追加されたところも、なかなか良いですね。

響子の酔ったときの声色の変化は、島本須美氏の名演技ですね。だんだん酔っ払っていくときの声色の変化とか、「おねえさんにまかせなさい」のシーンや帰り道の「首絞めシーン」(と書くとなんか凄そうですが)では、第4話に引き続き素晴らしいです。声のボキャブラリーが豊富ですね。

「めぞん一刻」アニメ版
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■更新日:2019/09/16

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