1980年代の名作漫画(アニメ)『めぞん一刻』(高橋留美子氏原作)のまとめサイトです。

深読み!『めぞん一刻』

第20話「影を背負いて」

ブルーレイ:3枚目
TVシリーズ第17話「響子さんの初恋物語雨の日はいつも」
主な登場人物:音無響子,五代裕作,七尾こずえ,音無惣一郎,他

雨の日の思い出

TV版アニメでは、五代の「ガキの頃からいつだって雨の日にはろくな思い出が無かった...」というナレーションから始まります。

響子が雨宿りしていると七尾こずえと出会います。傘に入れてもらって帰りますが、途中でこずえちゃんは惣一郎(犬)に服を汚されてしまいます。一刻館に着くと管理人室で乾くまで待つことになります。

話をしているうちに、五代はこずえちゃんの初恋の人に似ていたという話になります。響子も恋人がいるかと聞かれ、未亡人であることを明かします。響子も雨の日のことを思い出します

惣一郎が雨に濡れないように響子は傘を持って待っていましたが、出て来た惣一郎は傘を持っていました。

そこで、傘を背中に隠して、惣一郎に話しかけると「はいっていきなさい」ということになりますが、傘を背中に隠して居ることことがバレてしまい、「冷たいでしょ、風邪を引きますよ」。

TV版アニメでは、それからこずえちゃんと一緒にアルバムを見て、色々と惣一郎との思い出にふけります。こずえちゃんには惣一郎の顔は見えたんでしょうかね?きっと、見えたんじゃないかなぁ、こずえちゃんのことだし、笑。

次の日、玄関先で

こずえちゃんは帰っていきます。五代が帰ってくると響子はこずえちゃんがここで待っていたことを伝え、電話するようにいいます。五代は適当にごまかして部屋に行きます。

すると、一の瀬のおばさんが出てきて、響子を一号室に連れ込みます。一の瀬さんの一号室は共用電話の話し声がまる聞こえ。五代はこそっともどってきて、こずえちゃんに電話して会う約束をします。

次の日、玄関で昨日こずえちゃんが忘れた傘を五代に預けて渡すようにいいます。

五代「でも、ぼくこれから学校ですから」
響子「ぼく、これから学校サボって、こずえさんに会うんでしょ」
五代「ど、どうして知ってるんです!?」
響子「管理人ですから
玄関先にて
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雨の帰り道

五代は喫茶店でこずえちゃんに会った時に、こずえちゃんから響子の思い出を聞いてしまい、複雑な気分に...。

帰り道、また雨が振り出しますが、五代は傘を持っていなくて濡れて歩いていきます。

すると傘をもった響子に出会い、響子は「入ってらっしゃい」といいますが、五代は一人で歩きたいといって濡れながら歩いていきます。

でも風邪を引きそうになり、やっぱり傘に入れてもらうことにします。

五代「すんません、やっぱり入れてください。」
響子「ほら、みなさい。風邪ひいた。」

惣一郎が響子を傘に入れたように、響子が五代を傘にいれるという、ちょっとデジャヴな雰囲気ですね。

今回の雨の日はいい思い出になったようです。

絶妙なストーリー構成

それにしても、このエピソードは、なかなか『めぞん一刻』らしい引き締まったストーリー構成ですね。

雨の日、傘に入れてもらう思い出、初恋というキーワードで巧妙にまとめています。
「管理人ですから」の決めゼリフも出てきました。

今回はTV版アニメも良くツボを押さえていて、引き締まった構成をうまく再現しています。

そうなるとやっぱりアニメーションのほうが有利で面白いです。

「めぞん一刻」アニメ版
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■更新日:2019/09/19

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